重要文化財の阿弥陀三尊像が安置されている光触寺

こんにちは、矢口敏和です。今回は、重要文化財の阿弥陀三尊像が安置されている「光触寺」をご紹介します。

光触寺は、神奈川県鎌倉市十二所に所在する寺院です。1279年に創建され、開基は時宗の開祖「一遍知真上人」、開山は元真言宗の僧侶「作阿上人」とし、当時は念仏道場として栄えていたと言われています。

光触寺の歴史について

鎌倉時代に将軍のお招きで訪れていた運慶が、町局という女性から要求され阿弥陀三尊像が刻まれました。その後、町局は出家し岩殿寺という真言宗の寺院を建立したことで、光触寺に阿弥陀山尊像が安置されることになります。

光触寺はもともと真言宗の寺院でしたが、1279年に作阿上人が開山し時宗に改めたと言われています。本尊である「阿弥陀三尊像」は現在、重要文化財として安置されていますが、別名「頬焼阿弥陀」とも呼ばれていました。盗人扱いされた法師の身代りとして、頬に焼印をつけられたと伝えられています。

本堂の脇には地蔵堂があり、六浦の塩売りが鎌倉に訪れた際に地蔵に塩をお供えしたところ、帰る頃には塩が無くなっていたということから、「塩嘗地蔵」と名付けられたようです。

光触寺の特徴

光触寺は、鎌倉三十三観音第7番の札所として有名な寺院です。境内にある木造阿弥陀如来及両脇待立像3軀と紙本淡彩頬焼阿弥陀縁起2巻は、重要文化財として指定されています。また、絹本著色阿弥陀三尊像1幅と紙本著色頬焼阿弥陀縁起絵巻模本2巻が市指定文化財として祀られています。

ゆったりと静かな境内は、鎌倉市の中で最も穏やかに参拝できる場所です。市街地と違って人の出入りが少なく、周辺も静寂しているので自然と共に楽しむのも良いでしょう。

光触寺までのアクセス

【所在地】
神奈川県鎌倉市十二所793

【交通機関によるアクセス】
鎌倉駅東口より京浜急行バス「鎌倉霊園正門前太刀洗・金沢八景駅行」に乗車してください。鎌倉市「十二所」停留所で下車し、そこから徒歩で約2分の場所にあります。

信号を右に渡り、県道から右に曲がると狭い道があるのでそのまま進むと山門の正門が見えてきます。駐車場があるので自家用車でのアクセスも可能です。

まとめ

光触寺には、国重文の阿弥陀菩薩立像や頬焼阿弥陀縁起以外に鮮やかに彩られた本堂の天井や柱、梁、季節の花々が咲く庭園を拝見することができます。本尊の拝観は予約制となっているので、事前に手続きをとっておくことをおすすめします。鎌倉ならではの風情や史跡の趣を堪能するためにも、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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