縁切り寺として有名な東慶寺の歴史や特徴

こんにちは、矢口敏和です。今回は縁切り寺として有名な「東慶寺」です。

東慶寺は、縁切り寺として多くの女性たちを救ってきたとされる寺院です。神奈川県鎌倉市、山ノ内の臨済宗円覚寺派の寺院であり、開基は北条貞時、開山は覚山尼であると伝えられています。そんな東慶寺の歴史や特徴、見どころをご紹介しましょう。

縁切り寺・東慶寺

東慶寺は、鎌倉時代に八代執権北条時宗の正室であった覚山尼によって北鎌倉に開山された寺院として有名です。皇族の女性や大名の息女が代々住職を務めており、格式高い寺院となっています。特に江戸時代には、群馬の満徳寺と同様、女性の離婚を支援する縁切り寺として役割を担っていたというのも特徴です。

住職を勤めた女性の中でも天秀尼が有名ですが、豊臣秀頼の娘であり、徳川家康の息女千姫の養女でもありました。1639年、会津騒動が起きた際には、東慶寺まで逃げてきた妻子をかくまって引き渡しの要求にも断固をして応じなかった天秀尼の働きによって、命を免れたと言われています。この頃から、立場の弱い女性を守り続けてきたのではないかと伝えられているのも特徴です。

格式高い東慶寺の見どころとは

■山門

東慶寺は、境内の自然はもちろんのこと、様々な見どころがあります。茅葺屋根の小さな山門は、江戸時代に多くの女性が駆け込んだことで有名です。昔から女性を守り続けてきた山門は、落ち着いた風情があり魅力的です。

■鐘楼

茅葺屋根で風化が進んでいるものの、龍の絵が描かれた天井と吊るされた鐘は室町時代初期に作られたものとなっています。書院本堂の右隣にある書院は、歴史ある風格を見せる建物で、関東大震災後に再建されたものです。

■本堂

本堂は泰平殿と名付けられており、法隆寺の夢殿のような方形造りの屋根で美しい景観の建物です。本尊の釈迦如来坐像が祀られています。

■白蓮舎

立札茶室・白蓮舎では、毎年梅やハナショウブななど、見どころの時期を迎えると茶店が開かれます。参拝客はお茶と上生菓子を楽しみ、四季折々の花を鑑賞することができます。

東慶寺は、今でも多くの参拝客が訪れる格式高い寺院です。また東慶寺の境内は自然が豊かであり、年間を通して様々な花を楽しむことができます。年中行事や体験会開催されるため、毎年多くの人々が訪れます。

長い歴史を持つ東慶寺は、1年を通じて参拝客を魅了しているのです。江戸時代に縁切り寺として多くの女性を受け入れてきた寺院は、現在も日本の伝統文化を手軽に体験できる場所として人々に親しまれています。

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