日野俊基を祀る葛原岡神社

こんにちは、矢口敏和です。今回は、葛原岡神社の歴史や特徴についてご紹介していきます。

「武家の都」をアピールする鎌倉には、比較的幕府寄りの寺社が多い土地として有名です。そんな中、鎌倉幕府を打倒した後醍醐天皇側に立つ代表的な寺社として「葛原岡神社」の名があげられます。

葛原岡神社の歴史について

葛原岡神社は、後醍醐天皇の忠臣「日野俊基」をお祀りする神社です。日野俊基は鎌倉幕府による政治を後醍醐天皇に傾けようとしたところ、鎌倉幕府に抑えられ葛原岡で1332年に最期を遂げました。

翌年1333年、新田義貞や楠木正成らの活躍によって鎌倉幕府は滅亡し、日野俊基の手によって鎌倉幕府を倒幕されることはできませんでしたが、倒幕の道を切り開いた人物として、「開運の神様」「学問の神様」と呼ばれ崇敬されています。

1887年、明治天皇が従三位を日野俊基に贈ったことで、全国の崇敬者や地元民の方々の協力のもと、葛原岡神社が無事に創建されました。

葛原岡神社の特徴

葛原岡神社には男石と女石がしめ縄で結ばれている縁結び石があり、良縁の御利益を得るために全国各地から多くの人々が足を運んでいます。社務所で赤い糸のついた500円玉をもらい、自分の手で縁結び石のしめ縄に結びつけます。カップルで訪れる人も多く、縁結び絵馬や恋みくじなどを引き、良縁・恋愛・結婚・幸せの成就を願う参拝者も多いようです。

さらに葛原岡神社には、縁結び石の他に厄除け効果のある魔去ル石があります。「魔が去る」を転じて勝るという意味があり、幸せを勝ちとる石として有名です。1枚100円の盃を購入し、思いきり盃を石にぶつけることで御利益をもらうという祈願方法です。魔が去るように力いっぱい石に盃をあてますが、万が一割れなかった場合は盃が割れるまで石にぶつけても良いとされています。

葛原岡神社の年中行事

【1月】歳旦祭・新年祭
【4月】合鎚稲荷社例祭
【6月】例大祭・大祓式
【12月】俊基卿祭・大祓式・除夜祭

6月を覗いた毎月3日は、月次祭が執り行われています。神社に隣接する畑にはブランド化されている鎌倉の農産物や桜の木があるので、四季折々の自然を垣間見ることができるでしょう。

葛原岡神社の見どころ

葛原岡神社の見どころは、縁結び石や魔去ル石がとても有名です。葛原岡神社を含む源氏山公園一帯には、たくさんの植物が植えられているので静かにゆったりと自然散策するにもおすすめのスポットです。

アクセス

所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内1157
交通アクセス:JR横須賀線「鎌倉駅」から徒歩35分程度(タクシーで約10分)
駐車場:無料駐車場有り(約10台)

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